ぱちぱちソーダ

思ったままに。

ヒプステの始まりと今

どうもどうも、碧です。

まず皆さんにご報告です。
結論から言うと、ヒプステなんですが現地3回ですとか言ったくせに4回行きました。え?えぇ、そう、4回です。もうね、いつチケを取ったのかすらよく覚えてないの。
現地4回、千秋楽はブクロでライビュしてきました。

ただいま千秋楽終わりの深夜2時。

興奮して寝付けないので、全体的なことを割と真面目(当社比)に少し書きます。あくまで個人的な感情、主観入ってますし、そんなことないよ!!って意見も沢山あると思うので、その辺はご了承ください。








私はもともと声優さんが歌う原作(便宜上、原作と表記します)ヒプマイファンで、失礼ながら今回の役者様方の詳細は何も知らず、それどころか名前も初めてという方がほとんどでした。
そんな中、スタートダッシュとしてはかなりつらいものがあったのが私にとってのヒプステでした。

発表当初、私はTwitterでの反応くらいしか見ていなかったのですが、なんかもう阿鼻叫喚って感じでしたよね。
公式からの発表が突然だったので私も電車の中で、これはなに?と手が止まったのをよく覚えています。チケ代が高かったこともあり、特に原作のヒプマイファンの空気としては歓迎ムードからは程遠かった。それどころか公式や役者さんへ心無い、身勝手なリプを送る人まで現れて、いやいやそれは違うだろ…何してんのよ…、と頭抱えたのを今でも思い出します。ほんとにあれは同じヒプファンとして恥ずかしかった。(というかあれはもはやファンでは無い、ただのクレーマーと思ってます。ほんとすみませんでした)

オフで繋がりがある原作ファンから『舞台についてどう思う?』とか珍しくLINEきたり、『チケット高すぎて無理(笑)』と、そりゃそうだよな、とか思いつつもまぁ若干馬鹿にした感じで言われたのをよく覚えてます。
当時の私は、前者に対しては『私はハイステの感動を知ってるのでどんな舞台になるかまだわからない。新規ファンの開拓のためだけかもしれないし、めちゃくちゃいいものが出来るのかもしれない。でも、多分お金ないから観には行けません…原作ファンが戸惑わない発表の仕方(もう少し段階を踏むとか)してくれたら良かったかもですね』と我ながらめちゃくちゃずるい言い方をしてました笑
後者に対してはスルー。結構身近なとこで言われたんだけど、スルー。



そんなことを思い出しながらさっきまで千秋楽を見ていてね。
カテコをひとまず終えて、その後、現地の映像はそのままに次々と巻き起こったのは会場のお客様方によるスタンディングオベーション


いやもうね、普通に泣いてしまったんですよね。


私は、今回の役者さんたちはほんとに何も情報がないままに観に行き、そしてそのままずぶずぶとハマってしまい4回観に行きました。そんなに!?って言われましたし、それってどうして?ってもし聞かれたらこう答えます。

『役者さんたちが本当に素晴らしかった』
『私の好きなヒプマイにまた新たな命を吹き込んでくれたから』

と。

ほんとにね、これ、これなんですよ。
あのスタンディングオベーションが、今回のヒプステの答えだったと私は思っています。そしてその答えにたどり着くまでに巻き起こったことを決して忘れてはいけないんだ、とも思いました。
『終わりよければ全てよし』という言葉がありますが、今回は個人的にはそれを言うのを躊躇うほどに始まりが酷すぎた。だってさっきのシブヤとシンジュクのキャスト発表の時の歓声、あれと同じものをブクロやハマに私たちは届けることが出来なかったのだから。

しみじみ思ったんですよね。

あぁ、この声をもっと早く、ブクロやハマやアカバネの皆さんにもお届けできていたらよかったなって。
そしてあのキャスト発表の時の割れんばかりの歓声は、新キャストのファンの驚きと期待の声であると共に、今回のヒプステで演じてくれた役者さんたちが巻き起こしてくれたものなんだ、って。



高野さんが本当にまっすぐひたむきに一郎と向き合ってくれていました。
千秋楽前夜の特番でお話されてたけど、「木村昴さんの肺活量の凄さが…」とか、「ブレスの練習から沢山しました」というのは役者として当然のことかもしれないけどそれでも本当に嬉しかった。声が違っていても、一郎ってこういう男だよな!っていうのがビシビシ伝わってきて、そのブレなさに私は最初から好感が持てました。何度も言うけど声は原作とは結構違うんです。でも一郎なの。衣装が同じだからとか髪型が一緒だから、でなくて、『弟たちの憧れの存在である一郎』を常に私たちにも魅せてくれていた。
原作はかなり人気のある言ってしまえば旬の作品だし、ハードルもかなり高かったと思う。おまけに色々言われて…でも彼はそのハードルをしっかりと越えてみせた。高野さんの人気の理由がちょっとだけわかった気がしたんですよね。


『2次元でも3次元(でも2.5次元)でも俺(たち)は俺(たち)だから』

最後に肉声で放ってくれたこれは原作の一郎のリリック。そして本来これに続くのは、

『決めつける奴らは一昨日こい!』

もうね、これ(前半部分)を言ってくれた彼、ほんとにすごいと思う。

だってまさにそういうことでしたよね。こうして文字にして書いたらひと目でわかる、説明要らなくない???って。
これが高野洸という役者であり、まさに一郎なんだな~とじっくり噛み締めました。


俺が一郎、満を持して登場。
満場一致、君が一郎。


私昨日からこれしか出てこないくらい、感動してますよ。韻踏めてないけど笑


気づいたら寝落ちてて、朝です。
千秋楽の皆の姿と声が脳内で反芻されてます。これがヒプノシスマイクか…笑

理性を失った感想は今夜辺りに。ひたすら脚が長い!とか顔がいい!すき!しか言ってないかもしれませんが。


高野さんや顕嵐さんたちがここまで築き上げ繋いでくれたものを、私たちは、今度はしっかりと1度受け止めそれぞれの強さで噛み締めながら楽しみに待つことが出来るといいな。そんなふうに心から思っています。

今回はここまで。
あの時の気持ちと今の気持ちの、ただの覚書きでした。